膝と股関節
膝の治療
仙台市青葉区二日町の仙台メディカル整骨院での膝の治療の特徴とは
年齢と共に膝に痛みが出てきたという方もいらっしゃることかと思います。筋力低下によって、知らず知らずのうちに身体のバランスが悪くなってしまい膝の軟骨が磨り減ってしまうことによって痛みを引き起こすのです。
痛みだけではなく、水が溜まってしまったり、上手に動かせなくなってしまうなどの運動制限が出てきてしまうこともあり、症状や程度は人によって異なります。
こうした状態は、年齢のせいかだから仕方が無いとそのままにしてしまいますと、どんどん悪化してしまい膝関節を変形させてしまいます。もし重度の変形になると、完治させることは難しくなってしまうために、早めに仙台市青葉区二日町の仙台メディカル整骨院までご相談ください。
〇 膝痛
現在、膝痛の原因は、加齢・体重の増加・激しい運動(オーバーユース)と言われています。しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?
老人でも太っている人でも、どんな激しい運動をする人でも、膝痛がない人は全くありません。
つまり、膝痛の原因は年齢や体重・動作ではなくその人の膝の使い方により起こります。
当院では、膝痛の多くの原因は、股関節の仕事を代役している事にあると考えています。
股関節は、人体の多くの関節の中でも、非常に大きく「回る」関節であり、「体重の3倍を支えられる」程強く、「筋肉と骨格のバランスを保つ」うえで、中心的な役割を果たしています。
しかし、膝は曲げるか、伸ばすかという単純な関節で股関節のように「回る」という機能はほとんどなく、体重を支えられるほど強い筋肉でもありません。
膝痛の人は、この優秀な股関節を十分に動かす事が出来ず、その結果代役を膝が行い、本来得意でない「体重を支える」「回る」動きをさせられ、不必要な力が加わり、摩擦により炎症が生じます。
すると、軟骨がすり減ったり、周囲の筋肉に負担をかけ痛みが出たり、炎症を抑えるために水が溜まったり、膝を変形させていきます。
膝痛の改善法
膝痛は、単純に膝周りの筋肉を緩めたり、組織を取り替えても解決が難しいです。
当院では、膝痛を根本的に解決させるために、股関節に本来の働きを取り戻させ、同時に今までその代役を務めてきた膝周りの緊張を取り除いていきます。
悪い使い方が根本原因であるので、再び間違えた使い方をしないように訓練していくことで、早期改善・長期維持を可能とします。
膝痛は、ほっておくとドンドンひどくなり、変形を助長させていきます。
あまりに変形が強い場合には、改善が難しい場合があります。膝痛の施術は、出来るだけ早いうちに始める方が良いと思われます。
適切な膝の治療を受けていくことによって、関節の動きを良くしてあげて、痛みも取り除いていくことが出来ます。
仙台市青葉区二日町の仙台メディカル整骨院の膝の治療は、膝部分だけへの施術ではなく、股関節や骨盤の調節など、全身のバランスを診て整えていきます。
このような施術をすることによって、一時的に痛みを和らげるのではなく、根本からの改善につながるのです。
また、スポーツによって膝に外傷を負ってしまったという患者様への膝の治療もおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
〇 膝の傷害(タナ傷害)
タナ障害とは、膝の関節の内部には関節腔という空間があり、その空間は滑膜ヒダという膜のような壁で仕切られています。
膝蓋骨(膝の皿)と大腿骨(太ももの骨)の間のヒダは、物をのせる棚のように見えるため、タナと呼ばれています。
膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、そのタナが膝蓋骨と大腿骨の間に挟まり、大腿骨の下端の膨らんだ部分とこすれて炎症を起こし、腫れや痛みが出るものがタナ障害(棚障害)です。
■ タナ障害の症状
タナ障害の症状としては、
・ひざのお皿の内側がひっかかる感じがする。
・”コキッ、コキッ”といった音がする。
・ひざに何か挟まるような違和感がある。
・ひざの皿の周りが常に重苦しい。
・普通にしているとき、ひざの内側を押すと痛い。
・スポーツの時、痛みが強くなる。
などが挙げられます。
タナ障害を見つける簡易な方法として、膝の皿の内側に親指を当てた状態で膝の曲げ伸ばしをします。
この時コキコキ、ポキポキといった音がすればタナ障害の可能性が考えられます。
■ 『タナ障害』の原因
タナ障害の原因としては、前述のように膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、そのタナが膝蓋骨と大腿骨の間に挟まり、大腿骨の下端の膨らんだ部分とこすれて炎症を起こすとされています。
そのためバスケットボールやバレーボールや野球などの膝の屈伸と打撲を伴うスポーツ種目によく見られます。
また、体質的にタナに厚みがあったり大きかったりする人は、膝を酷使した状態(オーバーユース)で膝を強打したりすると症状が現れやすくなります。
特に太ももの筋肉が疲労していると、筋肉が緊張しているためタナの摩擦が強くなり症状が出やすくなります。
10~20歳代の若い人に多く、男性よりも女性の割合が高いです。
■ 『タナ障害』の治療法
タナ障害の治療法としては、運動量を抑えたり、運動後に患部を冷やすアイシングや炎症を抑えるシップなどの消炎鎮痛剤、太ももの筋肉のストレッチが効果的です。
大抵の場合は激しい運動を控え安静を保っていれば、徐々に炎症が治まって2ヶ月前後で治ります。
繰り返し痛みが生じたり、数か月にわたって痛みが引かないなどの場合は、痛み止めの注射をしたり、関節鏡(関節内に挿入する内視鏡)による手術でタナを切除することもあります。
是非一度ご相談ください。
〇 鵞足炎治療
膝の内側に痛みを生じる病気としては、内側半月板損傷や変形性関節症が頻度の高い疾患ですが、それ以外にも、いくつかの腱が脛骨と接する部分に炎症が起こって、膝内側に痛みを生じることがあります。
膝を曲げるために働く腱のうち、脛骨の前内側に付着している複数の腱を総称して鵞足(がそく)と呼び、陸上などのスポーツによって炎症を生じ、痛みの原因となります。
鵞足部分に圧痛を認めることが多く、時にこの部の腫れに気づくこともあります。
鵞足炎の原因としては膝の屈伸運動をする時に内側側副靭帯との摩擦が起こる事が原因だと考えらています。
運動している時、膝の曲げ伸ばしをした時、患部を指で押した時、太もも裏の筋肉「ハムストリングス」の内側を伸ばすストレッチングをした時などに痛みます。
特に、膝をいっぱいにまで伸ばしたときに痛みが起こりやすいことや、階段の昇り降りに支障をきたすことが多いのが特徴です。
初期は膝を動かした時のみ痛みますが、悪化すると、じっとしている時(安静時)にも痛みを感じるようになり、日常生活にも支障をきたします。
鵞足炎の筋肉
鵞足とは、薄筋・半腱様筋・縫工筋の3つ筋肉が膝の内側に付いており、その形状が鳥の足に似ている事から鵞足と言われている。
ランニングで地面を後ろに蹴りだす時・サッカーやテニス、バスケなどで急な方向転換やストップ動作なども発症原因の一つと考えられています。
それ以外にも普段の姿勢特に膝がX脚であったり、O脚であったりする場合も元の姿勢が悪い分、スポーツ動作や日常生活の動作でも捻じれなどが起きてしまい鵞足部分に負担をかけてしまいます。
発症しやすいスポーツ
野球、バスケットボール、水泳、陸上などです。
治療
軽症の場合は、膝を使う運動を控えて安静を保つことで炎症が治まり、数週間で治ります。
痛みが強い場合は、安静を保ちつつ患部を冷やす「アイシング」を行ったり、シップなどの消炎鎮痛剤を使って炎症を抑えます。
痛みが治まってきたら鵞足部の筋肉のストレッチングやマッサージをして筋肉をほぐすのも効果的です。
急に痛みが発生した「急性」の場合は、患部を氷のうなどで冷やし、テーピング、包帯で固定するようにします。
症状が長く続いて慢性化している場合は、固定・圧迫する行為は血行が悪くなり逆効果なので、患部を温めたり積極的に動かして血行を促進しましょう。
鵞足炎は再発しやすいので、焦らずじっくり治療しましょう。
予防
鵞足炎の根本的な原因は、膝の使いすぎ(オーバーユース)と、良くない姿勢や動作フォームです。
これらを改善することで鵞足炎の予防と再発防止に役立ちます。
スポーツでは急に練習量、運動量を増やさず、自分のレベルに合ったトレーニングを行い、疲労の蓄積を感じたら十分な休養をとることを心がけましょう。
膝への負担を軽減するために、運動前後のウォームアップ、クールダウンはしっかり行ってください。
普段から鵞足部やその周辺(ハムストリングス、内転筋など)の筋肉トレーニング、ストレッチで筋力・柔軟性のアップを図りましょう。
ジョギングやランニングは、できるだけ柔らかい土の地面や平坦な道で行いましょう。
走行時に膝が内側に入っていないか、かかとが外を向いていないか確認し、正しいフォームづくりをしましょう。
X脚などの障害がある人や足の形が悪い人は、シューズの調整や足底板の使用によって重心のバランスを正常に保ちましょう。
脚の形に異常のない人でも、靴のサイズは合っているか、十分な衝撃吸収力はあるか、足底が斜めになっていないか確認しておきましょう。
〇 股関節痛
症状
1.しゃがむと脚の付け根が痛む
2.股関節を動かすと痛む
3.長時間の歩行・座位をすると痛む
4.股関節が開きにくい
5.つまずく、階段の昇り降りが辛い
6.足の爪切りがやりにくい・靴下が履きにくい
7.女性に多い
股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。
股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。
また長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなりますので、台所仕事などの主婦労働に支障を来たします。階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。
初期のうちでしたら、どのような使い方をすると痛みが強くなるか良く自分自身の関節の調子を観察していただき、“日常生活”と“痛みを悪くしない使い方”をよくマッチさせることが大切です。
痛み止めの薬を使うことも選択肢に入りますが、できれば調子の悪い時やどうしても負担をかけなければならない時に限定して使うほうが良いと思います。
また、もし過体重があるようでしたらダイエットも考えてください。
心理的抵抗がなければ杖の使用もお薦めします。
一方、痛みがあるとどうしても歩かなくなり筋肉が衰えてしまいますので、できれば水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を週2、3回行っていただくと理想的です。
運動療法はその他の方法もありますが、運動療法はどうしても疼痛を誘発してしまう可能性がありますので、慎重に始めて徐々に強度を高めていくことがポイントです。
原因
骨盤・太もも(特に内側)の硬さや可動性の悪さが原因と言われてます。
股関節を動かす筋肉というのは、骨盤周りから太ももの骨にまたがってついているものがほとんどです。
そうなるとお尻・腰・太ももに過度な負荷が生じ、痛みや動きに支障がでてきます。
身体のバランスをとったり、歩行をしやすくしているのも股関節を動かす筋肉によるものなんです。
そのためどうしても骨盤~太ももというのは負担がかかりやすいのです。
お尻や腰の筋肉、太ももの筋肉がその毎日の負担により緊張してしまい、痛みがでたり、動きが悪くなってしまったりするのです。
下記の場合は病院を薦めます
【主な股関節に関わる疾患】
〇変形性股関節症
股関節の痛みで先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全がほとんどだが、ほかにもペルテス症、大腿骨頭壊死、骨端線離開、外傷などがあります。
症状は動作の始めに強い痛みがあり、動作中は軽快するが症状の進行とともに痛みは持続的となり、歩行も休みながらでないと不可能になる。また夜間痛を覚えることもあります。
〇ペルテス病
大腿骨頭の阻血性壊死(血液が通わずに細胞が死ぬこと)をきたす疾患で、阻血の病因は 不明なことが多い。
4~8歳の子供に起こりやすく男児が女児の5倍近く多いです。
痛みは運動により増強し、大腿や膝にかけての痛みではじまることが多いです。
〇特発性大腿骨頭壊死
大腿骨頭壊死はアルコールを多く飲む人やステロイドを服用している人に多いと言わ れていますが、正確な原因は不明です。
突発的な股関節、大腿、膝にかけての痛みがあり、階段の踏み外しや重い物を運ぶときに痛みがあります。
〇大腿骨頭すべり症
はっきりとした原因は不明だが10~16歳の男児、特に肥満児に多く、初発時の痛 みは安静により軽快し、股関節痛や疲労感などで徐々に跛行がみられるようになります。
内容(膝と股関節、共通)
1.手技
2.ストレッチ、運動療法
3.温熱
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痛みが強い方は、特殊電療を組み合わせると断然効果がちがいます!
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