パフォーマンスケア・スポーツ整体とは
概要
スポーツ整体は、もともとスポーツ選手に対し「疲労回復・パフォーマンスの向上・障害治療・障害予防」などのパフォーマンスを上げる目的とし確立されていきました。
スポーツ整体
筋肉量の多いスポーツをしている人に向いている。関節モビライゼーションや筋膜リリース多め。
通常のマッサージ
筋肉量が少ない人に向いている。
大きく分けると筋肉量の違いによって、筋・筋膜・神経組織への刺激量の違いといった考え方です。また、スポーツマッサージとマッサージの大きな違いは、運動などによって疲労した筋肉に強さと弾力性を取り戻すことにより使い過ぎた体の一部を改善する効果などがあります。
ほぐしの目的
マッサージには皮膚や筋肉の血行をよくするとともに、マッサージを施した部分だけでなく、全身の血液循環をよくする効果があります。
皮膚や筋肉の血行がよくなることによって各組織の代謝が改善され、筋肉の疲労産物を除去してくれるようになります。
また、酸素や栄養素が十分に供給されるので、筋疲労を回復させ運動機能の維持やパフォーマンス向上を図ることができます。
マッサージには手技の応用によって筋の興奮性を高めたり、興奮を抑制して痛みや緊張を和らげる作用などさまざまな作用が認められます。
興奮性を高め、神経や筋の機能を増進させる効果を生み出します。
関節モビライゼーション・筋膜リリースを用いて
筋膜リリースは『第2の骨格』とも呼ばれる身体全体の筋膜システムに対するアプローチです。
単なる伸ばすだけでなく、ねじれをリリース(解きほぐす)手技です。
機能異常として
筋膜の短縮・癒着、関節可動域制限筋の萎縮・弱化、活動性の低下等々
リリースする事で
可動性、伸張性を改善し筋の動きやその他構造物の機能の質と量が正常に働く事を補助します。
関節モビライゼーション
主に滑膜関節においての、低可動性の改善、疼痛の軽減などさまざまな治療目的に応じ、低速度かつさまざまな振幅で種々の可動範囲を反復的に動かす他動運動です。
関節機能異常の原因が関節を構成する組織(骨・関節包・靱帯)にある場合は関節モビライゼーションが適応となります。
著しく関節周囲の組織と筋の両者が制限されているときには、軟部組織モビライゼーションと関節モビライゼーションを交互に行っていきます。
関節モビライゼーション+筋膜リリース+スポーツ整体ほぐしで行っていきます。
急性の筋疲労による筋の緊張・硬結・慢性的な神経の自発痛や圧痛など、筋の興奮性が高まっているときには、テンポのゆっくりとした軽擦法、やや強めの揉捏法・圧痛点にたいしての持続的な圧迫法を施し興奮性を沈静させます。
その他の作用としては、反射作用・誘導作用・矯正作用とがあります。
反射作用とは、障害部位と離れたところを施術することで神経や筋の痛みや緊張を和らげたり、内臓の具合を整えたりすることのできる作用のことです。
誘導作用は、捻挫や打撲などの外傷の際にまずはその部位のアイシングが必要になりますが、捻挫・脱臼・肉離れがおこると、腫脹・熱感・疼痛といった炎症兆候が現れます。
数日経ち、それらの症状が治まってきたら後遺症として関節包・靭帯・腱など関節周囲の軟部組織のこわばりが残ることが多くみられます。
それに対して関節周囲の強擦法や強めの揉捏をおこない浸出液の沈着を防ぎます。
矯正作用は、筋肉の張力や関節(関節包)の歪み・ねじれを整える事により今まで過剰に働いている筋出力を正常化したり、関節の不安定性から上手に筋出力を出せない状態の組織へ正常な筋出力が出せる状態にしていきます。
また周囲の筋肉のストレッチをおこなって関節の拘縮を防ぎます。
マッサージは体の表面から適宣な触擦、圧刺激を加えることによって血行がよくなるばかりだけでなく、自律神経や内分泌の働きを調整することができ、胃腸の働きや睡眠のコントロールにも影響をもたらします。
全ての競技者にとって、誰もが良い成績や勝利をおさめたいと思うものです。
そのためには、競技者の体調のコントロールと最適な神経・筋の機能の調整が必要になります。
スポーツマッサージはそれを手助けするための重要なボディケアです。
スポーツによる疲労をスポーツマッサージにより血液循環を促すことで効果的に回復させ「ベストパフォーマンス」へと導きます。
過去に捻挫などのスポーツ障害からの痛みがなかなか完全に治らないなどといった症状は、損傷組織のみならず周囲軟部組織への「トリートメント」が必要となります。
ペア(パートナー)ストレッチ
ストレッチの目的と効果
柔軟性(関節可動域)を高める
ストレッチングを行う事で、筋の柔軟性(関節可動域)が高まる効果があります。
日常生活で座位など同じ姿勢が続いたり、運動で同じ動作が繰り返されたりすることで筋の柔軟性に偏りが出始めます。
筋は関節を通して骨に付着し、筋が収縮することで骨が動かされ腕や脚を曲げることができますが、筋の柔軟性に偏りが出始めると、硬くなった部分では動きが制限されるようになります。
例えば脚を開きたい(開脚したい)のに内転筋(腿の内側の筋肉)が硬くてできないという状態では、硬くなった内転筋が関節や骨を引っ張り、動きを制限しているということです。
そこでストレッチングを行い内転筋の柔軟性を高めると、関節や骨が引っ張られることなくスムーズに開脚ができるようになります。
柔軟性を高めることは、同時に関節可動域を高めることを意味します。
身体中の筋の柔軟性が高ければ、動きが制限されることなく、広い関節可動域を得ることができます。
傷害の予防
運動の前後で行うストレッチングは、準備運動、整理運動として行われます。
運動前のストレッチングはウォーミングアップに含まれ、動きながら行う「動的ストレッチ」が向いています。
動的ストレッチを行うことで、心拍数や血流量を増加させ体温を上げながら関節可動域を高めていきます。
運動後のストレッチングでは、動きを伴わず数秒間伸ばし続ける「静的ストレッチ」により、緊張が残っている筋をリラックスさせていきます。
運動後のストレッチングはクールダウンともいわれ、運動時に収縮-弛緩を繰り返し緊張状態が続いている筋を、体温や心拍数の低下に合わせて時間をかけてゆっくりと弛緩させます。
運動前後に適切なストレッチングを行うことは傷害の予防に必要不可欠といえます。
種類(動的・静的)
同じ筋の柔軟性を高めるストレッチングにも、いくつか種類があります。
柔軟性や場面に応じて行うストレッチングを選びます。
起床後や運動前は動的ストレッチ(血流がよくなり活動性up)、就寝前や運動後は静的ストレッチ(リラックス効果あり)が適しています。
静的ストレッチ | スタティックストレッチ 反動や動きを伴わず、持続的に関節や筋を伸ばしていく方法 |
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動的ストレッチ | ダイナミックストレッチ コントロールした動きの中で筋を徐々に伸ばしていく方法 |
ストレッチングの注意点
注意点を守らなければストレッチングの効果が十分に得られなかったり、逆効果になることがあります。
① 呼吸をとめない
ストレッチングを行っている最中は自然に呼吸を続けます。
呼吸を止めると身体は緊張状態になり、筋が硬くなるため、十分に筋を弛緩させることができなくなってしまいます。
また、呼吸を止めることで血圧が上がるなど身体に負担がかかることがあります。
ストレッチング中は鼻と口を使って細く長く呼吸をしながらリラックスした状態で、気持ちよく筋をストレッチしてみてください。
② 反動をつけない
ストレッチング中は勢いや反動をつけずに、対象となる筋を少しずつ伸ばしていきます。
なので患者様はリラックスした状態が望ましいです。
筋は急激に伸ばされると、筋断裂などの傷害を防ぐために筋内の筋紡錘(きんぼうすい)が働き反射的に筋を収縮させます。
そのため、反動をつけながらストレッチを行うと、反対に筋紡錘の働きにより筋が収縮してしまいます。反動をつけることで柔軟性が低くなる恐れがあります。
ストレッチングは「気持ちいい」範囲内で行います。
柔軟性が低く硬い筋の場合、ストレッチングを行うと痛みを伴うことがあります。
ストレッチングで痛みがある部位を過度にストレッチしてしまうことを「オーバーストレッチ」といい、筋を痛める原因になってしまいます。
「痛気持ちいい」程度で行うと最も効果が得られやすいでしょう。
③ ストレッチしている筋を意識
ストレッチしている筋、すなわち、伸ばしている筋を意識することで、神経筋協応能が高まります。「今は〇〇を伸ばしている」とストレッチしている筋部位を意識することが大切です。
ストレッチングは特別な器具を必要としないため、自宅や職場などどこでも行うことができます。
また自宅の中でもリビングで座っておこなったり、布団の上で寝ておこなったりと、様々な姿勢でストレッチングすることができます。
正しいストレッチングの方法を覚えておくことで、日常的に自分でストレッチングができるようにしておくことが大切です。
④ 効果的なタイミングで行う
筋肉が温まっているときの方が、伸びやすく安全です。
なので、お風呂上りに行うことはとても理にかなっています。
逆に朝起きた直後など、筋肉が固まっている場合は少しずつ動かしながら行ったり、温かい飲み物を飲んだりと気を付けながら行ってください。
パフォーマンスや日常生活を充実した毎日を送るために、体を健康にしていきましょう。
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