選抜高校野球初出場 東陵壮行式
選抜高校野球大会(21日開幕、甲子園球場)に初出場する東陵の壮行式が2日、気仙沼市の同校体育館で行われ、ナインが活躍を誓った。
選手のほか、在校生や保護者ら約300人が出席。吉田俊雄校長が「甲子園では常に落ち着きと気合を持って、正々堂々と元気のある粘り強い東陵野球を心掛けてほしい」と選手を激励した。生徒会長の吉田友勝君(2年)は「相手は強豪ばかりだと思うが、どんな試合展開になっても最後まで諦めず、一つでも多くの勝利をつかみ取ってください」と期待を込めた。
東陵は昨秋の東北大会で準優勝し、1988年夏以来の甲子園出場の切符を獲得。山崎誠悟主将(2年)は「一球、一打、一投に全力を尽くし、どこのチームよりも純粋に野球を楽しんできたい」と力強く語った。
チームは5~10日に沖縄県に遠征、いったん気仙沼に戻った後、15日から兵庫県内で練習試合をこなして本番に備える予定。
(河北新報より)