◎“四十肩・五十肩”の原因と、“肩こり”の原因。
“四十肩・五十肩”と“肩こり”は、ともに同じ肩周辺に起こる症状ですが、肩こりの多くが「筋肉の血行不良」によって引き起こされるものに対し、四十肩・五十肩は、肩の関節、関節周囲の靭帯・筋・腱・関節包などが、炎症や拘縮を起こすからとされています。
また、痛みや炎症は、周囲筋をかたくしスムーズな動作を阻みます。
さらにこれが痛みを増強させ、より動かしにくくなるという、悪循環が繰り返されるのです。
◎四十肩・五十肩の「急性期」と「慢性期」の治療に関する対処の基本
・急性期
関節に起きている炎症が強く、痛みも非常に強い。
また、運動制限も強い
→安静
・慢性期
炎症もおさまりだし、急性期の激しい痛みから、鈍い痛みに変わる。
運動制限は無理に動かすと痛む。
→患部を温める(患部を冷やさない)
→運動療法
→マッサージ