豚肉(青葉区二日町・仙台メディカル鍼灸整骨院) | 宮城県仙台市青葉区 仙台メディカル鍼灸整骨院
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豚肉(青葉区二日町・仙台メディカル鍼灸整骨院)

2014.12.10

豚肉は疲れをとる食べ物として有名ですね。でもただ食べるだけでは疲れをとるどころかためてしまうことに!しっかりと疲労を回復するための豚肉の効果的な食べ方を紹介します。

エネルギーを作る“ビタミンB1”がたっぷりの豚肉

[ビタミンB1が豊富な豚肉]

豚肉はビタミンB1がとても豊富。牛肉の10倍ものビタミンB1が含まれているとも言われます。

豚肉に代表されるビタミンB1はブドウ糖(お米やパンなどの炭水化物)をエネルギーに変える時に必要なビタミン。まさに“疲れをとるビタミン”です。

しかしエネルギー源であるお米やパンなどの炭水化物を食べても、ビタミンB1が不足しているとエネルギーに変わるどころか疲労物質である“乳酸”に変わってしまいます。

乳酸は、仕事・家事・運動など体を動かしてエネルギーを使うと発生するもの。新陳代謝がよければスムーズに排出されて疲れも感じにくいのですが、新陳代謝が低下していると乳酸をスムーズに排泄できなくなって疲れを感じます。

そこで、ビタミンB群を含む食べ物をとることが大切。なかでも効果的なのがビタミンB1。体内では作られない栄養素なので、食べ物からとることが必要です。ビタミンB1は豚肉はもちろん、鶏肉、カツオ節、大豆、いんげん豆などにも豊富に含まれているので、毎日の食事で豚肉やこれらの食べ物をとるように心がけたいのですが・・・

 

豚肉を食べるだけでは逆効果!?

よかれと思って豚肉をたくさん食べるだけでは、まったくの逆効果!疲れの元である“ピルビン酸”が増えて、疲労物質である乳酸が体の中にたまってしまいます。豚肉も食べ方によってプラスにもマイナスにもなるのですね。

[クエン酸の多い食品]

そこで効果的なのがクエン酸。豚肉とクエン酸を一緒に食べるとピルビン酸がクエン酸に変わります。

クエン酸を多く含む食べ物は、グレープフルーツ、みかん、レモンなどの柑橘類、キウイ、パイナップル、梅、お酢など。

豚肉を含む食事の前にこれらのフルーツを食べたり、酢の物や梅干しと一緒に食べたり。生野菜のサラダにレモンのドレッシングをかけるのもいいですし、トンカツにレモンが添えられているのも、豚肉とクエン酸の相乗効果のひとつですね。

[トマトのクエン酸で豚肉の効果倍増]

トマトもクエン酸の多い食品のひとつ。豚肉を焼いてトマトソースで食べたり、豚肉とトマトのスパゲティーにしたり。一緒に調理しなくても、野菜サラダにトマトを添えるのも手軽でおすすめです。

豚肉を食べる時にはクエン酸の多い食品も一緒に食べて、疲労回復効果を倍増させましょう。

 

さらに、大切なことがもうひとつ。

せっかく豚肉を食べてもクエン酸をとっても、筋肉が固いと体の流れが悪いので、栄養が十分に吸収されませんし、全身に行き届きません。また乳酸などの疲労物質や老廃物も体から出にくくなってしまいます。

全身に栄養を運ぶ血液も、疲労物質などを排出するリンパも、筋肉の中を流れています。なので筋肉がほぐれていることが大切なのです。そこで、筋肉をしっかりほぐして疲労回復の効果を高めていきましょう。