腱鞘炎は筋肉の使い過ぎによるものです。
一度炎症が起こると、それを完治しない限り治りません。
日常生活の中でどうしても無理をしてしまうのです。
腱鞘炎の治療としては湿布やテーピングが一般に行われています。
しかし、十分な効果が得られないケースも多いのです。
針治療によって腱鞘炎を治療することができます。
針治療のメカニズムは筋肉の緊張を和らげることにあります。
そのために針治療を行っても、引き続き仕事などで同じ筋肉を使ってしまうと治療の効果が得られないと言うことになるのです。
針治療は筋肉に傷をつけることで行われます。
傷を修復しようとする働きが血行をよくしてくれるのです。
腱鞘炎を治そうと考えるのであれば、針治療を行いながら、仕事での姿勢や力の入れ方に注意を払うことが大切です。
ずっと緊張したままの筋肉は炎症を起こしてしまうのです。
パソコンの使い過ぎで腱鞘炎になる人が増えています。
マウスやキーボードを使う時に肩に力が入っているのです。
仕事でパソコンを使う人は肩こりや腱鞘炎に注意しましょう。
そのためにも自分がどのような姿勢で作業をしているのか振り返ってみるといいでしょう。
できるだけリラックスしてパソコンを使うようにしてください。
不要なところに力を入れないようにしましょう。
また、一度腱鞘炎になってしまったのであれば、どこに力が入っているのかを知ることも大切です。
マウスを使う時に肩や肘に力を入れている人は意外と多いのです。