東陵はつらつ甲子園練習 選抜高校野球21日開幕
第86回選抜高校野球大会(21日から12日間)に出場する32校による甲子園練習が17日、甲子園球場で始まり、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市にある東陵、昨秋の東北大会覇者の八戸学院光星(青森)など最初の16校が30分ずつ調整した。
初出場の東陵は、はつらつと声を出しながら打撃や守備に励んだ。2年ぶり7度目の出場となる八戸学院光星は、入念に守備を確認した。
都立校で選抜大会初出場の小山台、北海道勢で初めて全国制覇した時の主将だった佐々木孝介監督が率いる駒大苫小牧も練習した。昨秋の明治神宮大会を制した沖縄尚学は、選手たちが引き締まった表情でシートノックを中心に練習した。
好天のもと、トップを切って午前8時半に登場した4年連続出場の履正社(大阪)は、落ち着いて守備練習をこなし、打撃では快音を響かせた。
27年ぶりに出場する池田(徳島)や、奄美群島から初の甲子園出場となる21世紀枠の大島(鹿児島)を含む残りの16校は18日に練習する。
打撃練習をする東陵ナイン
(河北新報より)